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出品作品 剣道
面
製作の中で一番時間のかかったのが面です。 多分製作時間の半分は面で費やされました。 まず、枠組みをどうするか、次に木枠はどうするのか。 頭に乗る物なので重くなれば人形に負担がかかり バランスが悪くなってしまいます。 試行錯誤を重ねた結果、軽量面を作ることが出来ました。 面全体は帆布にて製作しています。 均等に縫っていくのが意外に大変で、さりげなくよれって いたりもします。 最後まで悩んだ結果、渕を赤く出来なかったことが 最大の後悔です。 私も作るまで知らなかったのですが、面の内側には 取り外しの出来る「内輪」が存在するんですね。 忠実に再現することを目指していたので、この内輪も 取り外しが出来るように作りました。 これは弾力性のある樹脂ねんどで枠を作り、ダブル ガーゼにて製作しており、面を被せる際にはここに SDの顔を固定して、メイクを守るようになっています。 胴
胴はちょっと小さめに作りすぎてしまったのですが なんとか形になりました。土台を先に作り それに合わせて布を貼り付けた形なります。 こちらも軽量でなっていてSDが着用しても 普通の服と同じでほとんど負担をかけないと思います。 面同様、フェイクレザーを使用しています。 飾りの江戸紐は全部縫い付けで、貼り付けでは ないんです。 垂のあとに胴を作ったので胴の江戸紐は中に 隠れているんですが、垂では外に出てしまったのが 悔しいところです。 模様も実際の剣道着を参考に縫いました。 垂
作った作品の中で、垂が一番納得のいく出来でした。 ただ、前記の通り江戸紐が外に出てしまったことと 本体と垂を繋ぐ際に、中央の垂のビロードの部分が ずれてしまったことが悔やまれます。 縫い目は二枚目の写真のようになっています。 こちらも帆布を使用しているのでかなりしっかり した作りになっています。 道着
道着については実は忠実性はあまりなく、見栄えの良い 縮緬にて製作しています。実際この布で剣道したら 汗が張り付いて大変です。 また、袴も実際はズボン式なのですが、これは股支えの スタンドにて展示予定でしたのでスカート式になっています。 その他
ウィッグの保護も兼ねて正面からは全く見えない ですが、手ぬぐいも着用してます。
後ろから見るとこんな感じです。
前回のカスタマイズドールコンテストでは信じられない事に 入賞を頂き、大変幸せだったのですが、作品自体には 多々不満が残る結果になりました。 それだったら、今年はリベンジ!と言うことで今年の目標 は自分の作りたいものを、全力で納得がいくまで作る!でした 。 元来がとにかく工作好きでなにか作り始めると時間を忘れる タイプですので、一度全力でなにか作ってみたかったのです。 その時作りたかったものが剣道防具一式だったので、剣道に決定。 製作期間3ヶ月の大作(笑)です。 自分自身は剣道についてはまったくの無知だったのですが 弟が剣道をやっていましたので、色々と教わりつつあれはダメだ これはダメだといわれつつ試行錯誤の上で製作しました。 一番最初の悩みは竹刀でした。 実は竹を削って一から作る予定だったのですが、ミニチュア竹刀が 存在するという情報を聞き、早速注文。したのですが・・・・・ 重い!太い!SDに持たせるにはどうみてもサイズがおかしい! という事で、全部ばらして竹専用のヤスリ棒を握り締めSDにちょうど いいサイズになるまで削り続け、今のサイズになりました。 ちなみにですが、のべ8時間!元の半分以上を削り倒しました。 削った次の日(4時間×2回で製作)は両日とも腕がしびれて 大変でした。製作の中で一番二度とやりたくない作業です(笑) 一番悔やまれるのは篭手を製作することが出来なかったことです。 一応試みたのですが、やはり色々無理があり、諦めました。 いつか作ってみたいですね。 とにもかくにも、本人は作っているのが楽しくて楽しくて 仕方ない作業でした。一つ一つ完成していくのが嬉しくて 楽しくて、幸せに製作してしまいました。 100%満足のいく形にはなりませんでしたが、ほぼ満足の作品になりました。 去年とはまた全く違う趣向の作品ですがどちらも私の大事な作品です。 しかしディーラー活動とコンテストへの出品の両立はちょっと無理が あり、今回でコンテストへの参加はおしまいにする予定です。 でも楽しくて仕方ないので、またこっそり作り始めるやもしれませんw 余談ですが、今回のドルパで前回入賞した時にとってもお世話になった ボークスの社員の方にお会いすることが出来ました。 「今回はどうでした?」と聞かれたので 「今回は無冠です(笑)」とお返ししたのですが、その際に 「でも、楽しかったでしょう(ニヤリ)」 と返されてしまいました(笑)やられたっ!って感じです。 もちろん「ものすごく楽しかったです!」とお伝えしておきました。 賞をいただけるのは本当に幸せなのですが、なによりも作ることの 幸せを今回は学びました。コンテスト本当に楽しいです。 そして肝心の全体写真、竹刀なしを取り忘れてました。 |